夏枯草かぁ。
こんな寒い時期やのに
芽を出す植物があるんやね。
夏枯草(かこそう)は
漢方の生薬にもなるウツボ草のことらしいね。
そうじゃ。
英語でも all-heal、
つまり「すべてを癒す」という名前なんじゃ。
寒さが厳しい季節に
土のエネルギーと
わずかな陽のエネルギーだけで
芽を出す力強い草やねんな。
そうとも言えるし
好きな時に芽を出してもいいんやって
教えてくれる草でもあるな。
芽を出すのは春という
ありがちな思い込みも外してくれる。
足元の草ひとつからも学ぶことができるね。
うんちくはともかく
体に良さそうやから
この草を腹いっぱい食べたい。
七十二候: 乃東生(なつかれくさしょうず)
2018年12月22日
夏枯草が芽を出し始める頃