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かんじんや丈乃丞のつぶやき 神無月 寒露

ようやく朝晩、涼しくなって秋めいてきたなぁ。

今年は残暑が厳しかったから

朝晩が過ごしやすいだけでも

ありがたさを感じるわ。

 

 

 

今日から二十四節気は寒露。

夜が長くなり、冷気で野草に露が降りる頃や。

 

 

秋は「金秋」っちゅうんやけど

金はゴールドやお金のこととちゃうで。

 

 

五行の木火土金水の「かね」=金のことや。

 

金の五臓(影響を受ける部位)は「肺」。

 

 

乾燥するこの時期は

肺とそれに関連する喉や気管支などに気をつけや。

 

 

風邪を引く頃でもある。

それはな、首には「風池」というかツボがあって

ここに「邪」が入ることから「風邪」という。

 

 

このツボを温めたり優しく押したりすることで

疲れ目や頭痛にも効くからやってみてな。

 

季節の変わり目こそ体を養生してあげてや。

体は嘘をつかれへんから。

ちゃんと聞いてや。

体の声。

 

 

 

二十四節気 第17:  寒露

2019年10月8日
陰寒の気に合って、露むすび凝らんとすれば也 暦便覧より